たった一泊なのにやたらと長かったスィバーリでの滞在もあと少しとなりました。
しかし、タクシー運転手のフランチェスコは来ないわ、ようやく見つけたマリンセンター(のような事務所)の人たちにタクシーを呼んでもらおうと思ったらそれはできないわ…で
壊れたスーツケースを引きずって、駅までとぼとぼと歩くか…
と重い腰をあげた
その時!!
なんと!
マリンセンターのおじさまが、
『乗りな!』
と言わんばかりに、私たちの目の前に車を横付けしたではありませんか!!
え~!?ほほほほんとですかっ!?
あわわわとうろたえている(笑)私たちを横目にさっさとスーツケースをトランクに乗せ
『早く!』
と。実はあと5分で最初に乗る予定だった電車が出てしまうのです!
急げ~!!!
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駅の入口は踏切を渡らなければ辿り着けません。
その踏切に差し掛かろうとした時、不運にも踏切が下りてしまいました…。
おじさまも『あぁあ…』というジェスチャー。(イタリア人、分かりやすい。笑)
踏切がようやく上がり、駅前のロータリーでおじさまはスーツケースを降ろしてくれました。
車の中で私たちは、ささやかなお礼として少しのお金を用意していたのですが、渡そうとしても絶対に受け取ってくれませんでした。
なんていい人なの…
お名前を聞いて、あなたのこと絶対に忘れないから!とお礼を言い、ホームへと急ぎました。
もう行ってしまったであろう、レッジョ・ディ・カラーブリア行きの電車…
しかし!!さすがはイタリア!!電車が遅れてるではありませんか(笑)!!
やったぁ
これで予定通りにレッジョ・ディ・カラーブリアに着ける!!
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…ま、そんなわけないんですけどね
南イタリアですから(笑)!!
とにかく…
スィバーリのルイージ~~~~!!
あなたのこと、一生忘れないよ~~~~!!!!!
つづく
※ちなみに、スィバーリでの写真…何枚か撮ったんですけど、あまりのむかつき様に消してしまいましたっ(笑)!最後にこんなに良い方と巡り合えるとは知らずに…^^;
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