イタリアでの日々(回想日記)レッチェ編 Lecce その7
レッチェでの最終日。いつも通り甘~い朝食を頂きながら、オーナーのアンナ、お手伝いさんのブリジット(フランス人)と最後の朝を名残惜しく過ごしました。
日本好きのイタリア人の女の子を紹介してくれたり、隣町の美味しいリストランテに連れて行ってくれたり、ほんとに優しかったアンナ。体はダイナマイトなのに(笑)、顔はちっちゃいのよね~外国人って。
事前に駅からB&Bまでの最短の道を歩いてみて、最終日にスーツケースを転がしながら駅まで行けるかどうか調べてはあったのですが、朝早くに発たなければならなかったのと、どうやら滞在中全く降らなかった雨に見舞われそうな気がしたので、ブリジットにタクシーの手配をお願いしました。イタリアのタクシーはちゃんと時間どおりに来てくれるのか、不安でたまりませんでしたが(笑)。
いつもつまみ食いをしていた(笑)フランス人の可愛いお手伝いさん、ブリジット。彼女が『ローマ』の話をした時、最初何を言っているのかさっぱり分からなかった。なぜなら…フランス語でRを発音すると、すごいことになるからです(爆!)。
出発の朝は朝食が取れないため、アンナがパンと飲み物を買って来てあげる、と言ってくれました。全然考えていなかっただけに、その優しさに涙が出そうでした。ほんといい人だ~
スーパーには生パスタが当たり前のように並んでいます。しかも他の地域より安い!!しかしパルミジャーノや生ハムはボローニャの方が安かった…。その土地で買え、ってことね
しかも、イタリアに長期滞在することで支出を切り詰めたいから自炊をしたいと言っていた私たちに、その日の夜も(前にも1回使わせてくれた)キッチンを使わせてくれることに。レッチェ最後の夜は、自炊をさせてもらえることになりました☆前回使わせてもらった時に、使用前使用後の違いが全く分からないほど綺麗に片づけたので、それが良かったのかも
レッチェにはFIAT500(チンクエチェント)を始めとする可愛い車が沢山いました。
近所に生パスタ専門店があったので、そこで美味しそうな生パスタ(名前聞いとけばよかった~)を購入し、スーパーでその他の材料も調達。前日に購入したプーリアのブッラータチーズもあります。(ほんとは当日に食べるべきなのでしょうが、大きいし、私たち2人では何回かに分けないと無理。笑)
夕食の準備はできたので、後はプーリアならではのお土産調達(もちろん自分たちに。)と、ネットポイントでレッジョ・ディ・カラーブリアでの滞在先からメールが来ているかの確認をしたかったので、また旧市街へ。
これは三輪車?今にも壊れそう!?(笑。失礼)
ところが!!!
この日の前日、もちろんやってるよ!と言っていたはずのネットポイントが閉まっているではありませんか
まぁ~じでぇ~!?やーらーれーた~
日本の旅行雑誌にも取り上げられているバール。
とりあえず、向かいの本屋で例のイケメンオーナー?が来るまでお土産を買いつつ時間を潰すことに。お陰でプーリアの郷土料理のレシピ本をじっくり選ぶことができましたけど(笑)。他にも可愛い瓶に入ったエクストラバージンオリーブオイルも購入。
結構な時間を費やしましたが、…まだ来ない…。
それならば、本屋の隣のカフェでお茶でもしながら待ちますか。
しかし待てど暮らせど姿は見えず…。
もう諦めかけたその頃、イケメンオーナーがやってきたのです!!
よかった~…と思ったのも束の間、私たちの隣のテーブルに着くではありませんか!
ん?なんで??
すると、私たちに気づき話しかけてきました。彼はどうやらお客さんを連れて来たようで、今から商談を開始するから待ってもらえないか?と言ったような…少なくとも私にはそう聞こえました。イタリア語が半分も理解できてないだろう、その頃の私には(今でも十分理解できませんが。笑)!
さんざん待って諦めようとしたのに、彼が現れたもんだから、またしぶとく待つことに。30分くらい経ったでしょうか?ようやく解散となったので、ネットポイントを開けてくれると思い彼に話しかけると、
「鍵が家に置いてあるから今は無理。取りに帰ってもいいけど、30分はかかるよ。」だとさ。
なんですって~~~~!!!!!!!!!!!??????????
あんた!昨日、もちろんやってるよって言ったじゃん!!それなのに、ごめんも言わずそのセリフ!?しかもこっちはどんだけ待ったと思ってんのよ!!!
と掴みかかりたいところでしたが、チキンな私はそんなこともちろんできず(泣&笑)。
この時悟りました。
1.イタリア人と約束をしても良いが、信用してはいけない(笑)。
2.イタリア人は約束を守らないことを悪いことだとは思わない(笑)。
そう思えば、こちらの気持ちが楽になる、と思ったのです。この時勉強したのは、前日にネットポイントがやっていたのならその時にやれば良かったのです。その時できることを後回しにした私が悪かったんです。
そういえば、イタリアに発つ前にイタリア語を教えてくれていたイタリア人の先生も、最後の授業を楽しみにしていた私に、前日になって『(遠距離恋愛している)恋人に会いに行くから明日のレッスンはできなくなった。』(もちろんごめんとは言わない。)って言ったりとか、先生の故郷に日帰り旅行で行くことになって、お勧めのお店を聞いてみたら、『地元の友達に聞いとくから行く直前にメールして』と自分から言っといて、こちらのメールに全く反応すらしなかったり(笑)、既にこういう仕打ち?を受けていたのに、私が分かっていなかったってことなのね(笑)。
もちろんイタリア人のすべてがこうだとは限らないと信じたいですが(笑)。
そんなわけで、精神的に疲れ果てた私たちは、夕食の準備どころか荷づくりもまだしてないのに既に真っ暗になってしまった帰り道を、とぼとぼと帰っていくのでした…とほほ
つづく。
人気ブログランキングに参加しています☆一日1回クリックして頂けると嬉しいです♪
※こちらのblogに掲載されている画像など全てのものに関し、コピーや無断転載をすることはご遠慮下さい。
| 固定リンク
コメント